ロボット掃除機ルンバ600シリーズの特徴やルンバ700シリーズとの違い
2012年10月19日より、ロボット掃除機ルンバシリーズに600シリーズが発売されます。600シリーズには「630」「620」の2種類が発売されます。
ここでは600シリーズについてと、既存の700シリーズとの違いを紹介していきます。
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ルンバシリーズの中堅的な位置付けの600シリーズ。630では付属品などが620と比べて多めに付いています。 |
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ルンバシリーズの中堅的な位置付けの600シリーズ。620では付属品などが630と比べて少なくなっています。 |
ルンバ700シリーズとの違い
ルンバは過去には500シリーズが発売され、その後、新たにリニューアルされた性能の良い700シリーズもあります。600シリーズは700シリーズと並行して販売されます。
ここでは、600シリーズの特徴と、700シリーズとの違いを紹介します。
主な違いは次の通りです。
- 価格が安い。
- スケジュール設定機能が無い。
- ゴミフルサインが無い。(ゴミ収納が満タンになった案内が表示されない)
- ライトハウス機能が無い。
- フィルターの形状が異なる。
以上です。簡単に説明をしていきます。
価格が安い
価格は700シリーズの一番安い760より、1万円以上安くなっています。オフィシャルサイトの通販価格では、760が64800円。発表された630の価格は54800円、620は49800円です。家電量販店などで購入すれば、さらに割引される可能性もありますし、ポイントなどでより割安感のある買い物が可能です。
スケジュール機能が無い
スケジュール機能は、何時から自動的に掃除をするように、という機能ですが、日ごろ使う分には特に必要のない機能です。外出前にボタンを押して動かせばいいだけです。ボタンを押し忘れそうな人や、日ごろ定期的に仕事などで家を開ける時間が確定している人は、スケジュール機能付きの方がお薦めできます。その際は700シリーズを検討しましょう。
ゴミフルサインが無い
ゴミフルサインは、ゴミが満タンになったら案内が出る機能です。ゴミは出来れば毎日使ったら捨てるくらいの方が良いので、これも日頃の習慣次第で対応が可能です。
ライトハウス機能が無い
ライトハウス機能は、複数の部屋を一つのロボット掃除機ルンバで掃除する際にあると便利ではありますが、無くても掃除することは出来ます。その際は自動充電用の機器の置き場を二つの部屋の中央辺りに置くなど、場所を検討しましょう。
なお、700シリーズでも最上位機種のルンバ780にしかライトハウス機能はありません。
フィルターの形状が異なる
フィルターは500シリーズと同じものと思われます。700シリーズとフィルターの形状が違いますので、追加で買い増す時には注意しましょう。(フィルターに関しては後日確認の上、改めて取り上げます。)
違いは以上です。この辺りが気にならないようでしたら、価格が安い600シリーズの購入を検討してはどうでしょうか。
ルンバ630とルンバ620の違い
ルンバ630と620の違いは次の通りです。
- 交換用フィルターの有無
- バーチャルウォールの個数の違い
ルンバ630の方は、交換用フィルターが付いており、また、バーチャルウォールが2個付いています。
ルンバ620は交換用フィルターは付いておらず、バーチャルウォールは1個のみです。
バーチャルウォールは、ここから先はルンバが移動しないように、という機能です。高い段差がある場所や当たると壊れるようなものの前などに設置します。部屋の状況によって、必要な個数は人それぞれと思われます。
いずれも別途買い増すことが出来ます。
さまざまなカラーリングが限定発売
販売箇所は限定されますが、ルンバ10周年記念として、この600シリーズを8つのカラーリングで販売することも決定しました。
限定販売されるカラーは次の通りです。
- ロイヤルブルー
- オリエンタルグリーン
- ディープレッド
- パッションピング
- ラベンダー
- シルバーブラウン
- シャンパンゴールド
- ターコイズブルー
価格はルンバ630と比べて2000円高い56800円です。販売箇所が限定され、家電量販店では販売されないことから、割高感を感じるかもしれません。
しかし、部屋にいつも置いておき、目につくものなだけに、好きなカラーを選ぶということは重要です。
好きな色、部屋に合ったカラーをぜひ選んでみてください。
オンラインでの販売はアイロボットストアにて行います。販売は他の600シリーズと同じく2012年10月19日からです。事前予約があるかどうかは不明です。分かり次第紹介します。